紙サマ（Summer）

8月のトップバッターは私、よしまるです。
もう1年の2/3が終わろうとしていますよ。

さて、相変わらず暑い夏ですが、8月と言えば、ウェディングスタイルの発行月。すなわち締切もやってくるんですな。
…というわけで、外気に負けず劣らず「熱い」編集部からお届けします。

締切が近づくと、つい買い物でウサを晴らしてしまうワタクシですが、最近は自分のことよりも家族のことに使ってしまうので、奥さんも大目に見てくれていますが、ついこないだもやってしまいました。

書店にて絵本を大人買い。いい大人が絵本をモリモリ買って帰ってしまいましたよ。

右の写真はその時購入したうちの1冊。
「えほんのまるがうごきだす。これは、よむほんではありません。まるでいきているようなまるをつかってあそぶまるっきりあたらしいあそびのほんです。あかちゃんからおとなまで、すべてのひとの感じる心へ」
というアオリに引かれてつい買ってしまい…。

でもこれがすごいんです。

なにがすごいかというと、紙でできたiPadのアプリ的な。
デジタルを紙で表現したというか、そんな薄っぺらい言葉では表せないのですが（紙だけに）。

例えば、真ん中の黄色を押す。
すると黄色のマルが増える。
さらに今度は、マルをこすると色が変わる。
マルを押し続けると、マルの数が増える。
本を傾けると、傾けた方向へマルたちが流れていく…。

と、何を言ってるのか分からないでしょうが、まさにそのようなことが、ページに触れるたび起こる、不思議な本でした。
大人のワタクシですらそうですから、1歳5ヶ月の我娘は狂喜乱舞。
日に何度も、読んで！とせがまれます。


こういう本を見ると、同じ紙業界に携わっているものとしていろいろと刺激を受けますね。
デジタル全盛の今ですが、紙にだってまだまだできることはあるはず。ワタクシもウェディングスタイルを使って、何か面白いしかけはできないかなぁ…等と思ってしまいました。

さて、それでは締切作業へ戻ります。